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貢献賞 [コラム]

あとで読む第10回人財育成勉強会で,事例として「貢献賞」をご紹介いただきました.従業員のモチベーションを引き出すのに大変良い事例だと思い,当日欠席された方や,このブログを読んでおられる方と「貢献賞」の考え方をシェアしたいと思います.この事例を自社に適用・応用された方とぜひ情報を交換したいと思います.

中国の会社・工場では「罰金制度」を導入しているところを,多く見かけます.日系企業も多少の抵抗感を持ちながらも,従業員にルールを守らせるために導入しておられるところが多いと思います.

つばを吐いたら罰金,などという「しつけ」的要素のものから,不良を作ったり見逃した作業員,検査員に罰金をするものまで,いろいろ聞いたことがあります.

しかし「罰金制度」はモチベーションを上げることはありません.罰金されるのがいやでルールを守るかもしれませんが,罰金により反省するよりは,「運が悪かった」と考える人のほうが多いのではないでしょうか.
我々もスピード違反で捕まった時「運が悪かった」としか考えません.もちろん次は捕まらないように気をつけますが,レーダーセンサを取り付けるなど,見つからない工夫をするのがオチです.

従業員のモチベーションを上げるという観点で考えると,「罰と恐怖」による罰金制度はメリットを見出せません.

勉強会メンバーが自社工場に導入している「貢献賞制度」は,罰金制度とはまったく逆の考え方です.
「貢献」といっても,特別なものを要求しているのではなく,単にルールを守る,休まずに出社をすると言うことだけです.

一ヶ月間ルールを破らず,休まずに出社すると80元の「貢献賞」がもらえます.
それを三ヶ月続けると「貢献賞」は160元になる.
更に三ヶ月続けると「貢献賞」は200元になる.
それ以降貢献賞を続けてもらっていれば,毎月200元ずつもらえる.しかし一度でもルールを破ったり,休んだりすると,貢献賞はゼロとなり,また初め(80元)から始めなければなりません.

この様な制度の下では,従業員は喜んでルールを守ろうとします.仕事を通して貢献しようという,本当の意味のモチベーションではないかもしれませんが,少なくともモチベーションを落とさずにルールを守らせることが出来ます.

この制度では毎月200元もらっている従業員は,休暇を取ってしまうと,当月の200元がゼロになり三ヶ月は120元,次の三ヶ月は40元の収入減になります.トータルで680元です.従ってムダに休暇を取らなくなる.
有給休暇も取らなくなってしまうそうです.従業員は有給休暇の買取も喜んで放棄します.

逆の見方をすれば,一回ルール違反をする・一日休暇を取ることにより,680元減収になるので,ある意味罰金制度と同じことなのですが,従業員のモチベーションという意味ではまったく逆の効果があるはずです.


人財育成勉強会では,毎回こういうものすごいノウハウを普通に議論しています(笑)
ご興味がある方は,ぜひご参加下さい.


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